マツダドライビングアカデミー (鈴鹿サーキット)ベーシッククラスに参加してきた!!

  • 2019.05.21
マツダドライビングアカデミー (鈴鹿サーキット)ベーシッククラスに参加してきた!!

皆さんは マツダドライビングアカデミー (MDA)というイベントをご存知でしょうか。

マツダドライビングアカデミー公式

自分のマツダ車でドライビングレッスンを受けて「人馬一体の走りを学ぶ」というイベントです。

毎年何回か行われているのですが

2019年はベーシッククラスが8回、さらに実践的なレベルのアドバンスクラスが4回行われます。

会場は

・岡山国際サーキット(岡山県)

・鈴鹿サーキット(三重県)

・富士スピードウェイ(静岡県)

・ツインリンクもてぎ(栃木県)

・スポーツランドSUGO(宮城県)

の5か所で行われます。

今回はベーシッククラスを鈴鹿サーキットで受講してきましたので

簡単に紹介したいと思います。

なお撮影行為が禁止だったので残念ながら動画のアップは有りませんw

一応ドラレコに残っていますがそちらもアップはせず自分の観賞用として取っておきます。

 
 

マツダドライビングアカデミー (鈴鹿サーキット)ベーシッククラスに参加してきた!!

初鈴鹿サーキットでしたが愛知方面からはE1A新名神が開通したおかげで全く渋滞することなくすぐ着きました。

GW直後ということもあるかもしれませんがあれだけ毎週末渋滞していたのが

いきなりゼロになるってのは凄いですね。

これはこっち方面のゴルフ場も行きやすくなりますw

 

到着後は関西方面から来られたフォロワーさんとも再会のあいさつを交わし(アイキャッチはその方とのツーショット)

話している内に時間となりMDAが始まりました。

参加車両は

ロードスター 5台

デミオ    7台

RX-8       1台

CX-8       2台

CX-5       2台

CX-3       1台

の計18台でした。(定員20台なので2台欠席でした)

 

座学

人馬一体を実現するにはどうするか、という事を簡単に学びます。

ポイントとしては「正しい姿勢」と「滑らかな動作」が合わされば実現できるという事でした。

この2点は後ほどのプログラムでそれぞれ実体験する事になります。

ドライビングポジション講座

まずは「正しい姿勢」からです。

マツダから教習者としてCX-5、アクセラ、ロードスターの3台(全てソウルレッド!)が用意されていて

それぞれ自分の車に近い車でレクチャーを受けました、私はCX-5でした。

講師の方が言うには自分が楽と感じる姿勢と実際に身体が楽な姿勢は違うという事でした。

確かにマツダが正しいとしているドライビングポジションに設定すると窮屈に感じます。

ただ運転しているとそれ程嫌ではない(ストレスを感じない)な、と後から感じました。

もう1つのポイントの「滑らかな動作」は後ほどの人馬一体体験走行で後述します。

フルブレーキング

続いてはフルブレーキングです。

ドライ路面で50km、60km、70kmにそれぞれ加速して

水がまかれているウェット路面へ差し掛かった瞬間にフルブレーキングするプログラムです。

普段狙ってABSが作動するレベルのフルブレーキングをする事は無いので

安全に、自分の車で(ここ重要)、体験できるというのはいざという時に間違いなく役に立ちます。

昼食

鈴鹿サーキットのレストランで各テーブルに

生徒4人~5人、マツダの講師1人、レーザーのインストラクター1人

で分かれて座って昼食でした。

私の隣はレーサーの谷川達也選手でした。

現在スーパー耐久に出られているという事でいろいろレースの裏話や

レースの世界に入ったキッカケ等貴重なお話を聞くことが出来ました。

帰ってからWikiで調べてみるとスーパーGTの前身の全日本GT選手権でも走っていたという事で改めて驚きました。

ハンドリング走行

午後からは3つチームに分かれて3つのプログラム(1プログラム50分)を入れ替わりでこなしていく感じでした。

この3つのプログラムで「滑らかな動作」について学んでいきます。

私の体験した順番に紹介していきます。まずハンドリング走行です。

パイロンで作られたミニコースを走るプログラムなのですが

それぞれのコーナーの一番内側にパイロンの重りのゴムが置いてあり

曲がるたびにその重りを内側の後輪で踏んでいくというものでした。

この後輪でってのがなかなか難しく自分の車のタイヤがどこについているかを意識しながら走ります。

初めはサイドミラーで確認しながらゆっくり走って全然踏めて無かったのですが

ミラーばかり見ないで先を見なさいというレクチャーを信じミラーを見るのをやめたら

不思議と踏めるようになり、ペースも上がっていきました。

遠くを見てスムーズなハンドリングを心がけると自然といい感じのライン取りになって

ギリギリまで寄せることが出来るのは驚きでした。

人馬一体体験走行

ロードスター、アクセラ、CX-5のどれかに乗り込み

(私はCX-5でした、せっかくなら乗ったことの無い他の2台が良かったですが、残念)

まずはインストラクターの方の運転で人馬一体の走りのポイントをレクチャーしてもらいます。

そして助手席にインストラクターの方に座ってもらい

ハンドル、アクセル、ブレーキがスムーズに出来ているかチェックしアドバイスしてもらう事によって

人馬一体の走りを体験するというプログラムです。

人馬一体の走りの判断基準にはi-DMを使い青ランプが付けばOKって感じでした。

入力だけで判断するというシンプルな作りなはずですが、いい感じにできた時は確かに青ランプが付きます。

良く出来たシステムですw

i-DMで青ランプが付くという事は多少Gは発生しますがそのGの発生方向が初めから終わりまで

ずっと同じ方向なのでそれ程不快感は感じません。

これが途中で前後や左右に揺れると細かいGでも結構な違和感になります(この時は白ランプが付きます)

普段から意識するようにしていますが今回の体験でさらに高い精度でやろうと再認識出来ました。

スキッド走行

タイルが敷かれた小さなコースに水を撒いて滑りやすい状況にして

その上を走るというプログラムです。

初めはとにかく滑らせてドリフトしようという指示でしたが

最終的には滑らない様にコントロールしてより早く走ろうという指示に変わり

なるほどな~と感心しながらやっていました。

車の滑る限界を感じ取りその手前まで使う事によって一番早くスムーズに走るという事が

大事という事を伝えたかったのか、と考えながらやっていましたが

実際は全然思う様に滑らせることも出来ず、思う様にグリップ走行させることも出来ず

3つのプログラムの中で一番成長を感じ取ることが出来ずにあっという間に終わってしまった50分でした。

(難しい!!)

このプログラムだけで1日ずっとやりたい!ってのが終わった後の感想ですw

プロドライバー同乗走行

最後はインストラクターとして参加してくれていた

谷川達也選手と加藤彰彬選手の助手席に乗ることが出来るというプログラムです。

ハンドリング走行で使ったコースをアクセラ(谷川選手)、ロードスター(加藤選手)でアタックしてくれました。

やはりプロは違いました。

私は谷川選手のアクセラ(2.2D)でしたが想像以上のすごさでした。アクセラでこんなに早く走れるのかと(驚

狭いコースでしたがコーンに接触する事も無くタイヤをギャーギャー鳴らしながらこんなに早く走れるのかとみんな大興奮でした。

マツダドライビングアカデミー 1日体験してみて

この内容で14000円は安いです、最高の1日でした。

またリピートしようと思いましたが他のまだ参加していない方々を優先したいという事で

きっぱりとお断りされてしまいましたw

確かにそれもそうだと納得です。

岡山国際サーキットで開催しているアドバンスクラスはウェルカムという事でしたので

ちょっと岡山まで行ってみようかなという気になりました。(CX-8でもOK)

ちなみに富士スピードウェイでもアドバンスクラスが有りますがこちらは運営団体が異なり

車高の高いCXシリーズの参加は不可になっています。

 

もっとSNS拡散OKにすればいいのにとも思いましたが枠がどうしても限られるので

あまり人気が出過ぎても。。。って感じでしょうね、悩ましい所です。

 

この記事を読んで興味が湧いたって方は行ってみて損はないと思いますので

是非参加してみて下さい。

 

本当はもう一つおまけが有ったんですがこれは事務局の方に聞いたらナイショという事で

それも楽しみにして参加してみて下さい。

 

 
 

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