MacPCとWindowsPCを1台のモニター、キーボード、マウスで運用してみる

  • 2019.02.20
  • Mac
MacPCとWindowsPCを1台のモニター、キーボード、マウスで運用してみる

今回Mac PCとWindows PCを1台のモニター、キーボード、マウスで

OSが異なるPC を切り替えて使う事は出来ないかな~と思い

ちょっと調べたら出来そうでしたので試してみました。

かなり快適になりましたので同じように考えていた方は是非参考にしてみてください。

 
 

MacPCとWindowsPCを1台のモニター、キーボード、マウスで運用してみる

改善前の環境

仕事で外出する際はMacBook Proを持ち歩いていて

自分のデスクに戻るとMacBook ProとWindowsのノートPCを2台使い分けるという事をしています。

すでにWindows PCは外付けモニター、キーボード、マウスを直繋ぎでほぼ据え置きという状態で使っています。

MacBookを使う時はキーボードをノートPCの下に滑り込ませて(PCスタンドの下)

MacBookを広げて使うという事をしていました。

外付けモニターはこれを使っています。

(ベゼルもそこそこ細くて特にこだわりが無ければ十分な性能です)

 

せっかく大きい外付けモニター(23.8インチ)が有るんだしMacでも使えないかな~

でもいちいち繋ぎなおすのは面倒だな~

 

という事で

モニター、キーボード、マウスを繋ぎっぱなしにしておいて

その先の接続先をボタン等で切り替えるハブ

という商品が有れば解決できると思い探してみたら有りました。

サンワサプライ HDMI対応手元スイッチ付きパソコン自動切替器(2:1)


こういう商品たくさんあるだろうなと探したのですが意外にもこれしか見つけられませんでした。
サンワサプライより出ていいるこの商品がまさに私の求めていた商品でした。

ただ1点気になったのは

Mac PCとWindows PCという異なるOS同士で使用が可能か?

という事です。

この商品について調べてみるとiMac + MacBookやWinデスクトップ + Winノートと言った感じで

同じOSで運用しているレビューはいくつか見つかったのですが異なるOSのレビューは見つけられません。

大丈夫かな?試してダメだったら価格的にもちょっと痛いし、どうしようと迷っていましたが

公式の取説にちゃんと「Windows、Macの混在環境でも使用可」と書いてありました。

という事で早速購入しました。

全体図はこんな感じです。

切替機に外付けモニター、キーボード、マウスを繋いで

左に出ているケーブルをそれぞれのPCに接続します。

切替機はこんな感じ。

モニターの接続端子はHDMIです。

キーボード用、マウス用の端子も固定で決まっています。

キーボード操作で切替出来たりするのでその操作をキーボード用の端子では監視してたりするんだと思います。

真ん中のボタンは切替用のスイッチです。

このボタンを押すとPCを切り替えることが出来ます。

ただ前述の通りキーボード操作でも切り替え出来ますので私は使っていません。

これをそれぞれのPCに繋げば完了!!と言いたいところですが実はまだできません。

TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK TB3 for MacBook Pro

切替機を買っただけでは私の環境では使えません。

なぜかというとMacBook Pro(2016)だからです。

Windowsユーザーの方には全くどうでも良い情報だと思いますが

2016年モデルから外部端子がUSB-Cとイヤホンジャックのみになりました。

その為USB-AとHDMIはそのままでは接続する事が出来ません。

という事でアイキャッチ画像にもある

TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK TB3

を合わせて購入しました。


持ち歩き用にTB1は必須である事(据え置き出来ない)と
もともと持ち歩き用にTB1は持っていたのですがTB1にはHDMI端子が無いのと

ちょうど年明けにゴリミーでこの商品がレビューされていて気になっていた

(【レビュー】TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK TB3ーー「MacBook Air/Pro 2018」でもフィットする最強ハブ)

これらの理由が重なり即決でした。

簡単にTB1と比較してみると

サイズが結構大きくなっています。

HDMI端子とEthernet端子が追加されています。

ただしUSB-C端子が1つ減っています。

重量的にはそれ程変わらない為TB1の方がギュッと中に詰まってる感がします。

重ねてみるとサイズの違いが良く分かります。

TB3は端子間のマージンがだいぶ広くなっていますね。

ちなみにSD/MicroSDカードスロットはEthernet端子の反対側の側面に有ります。

余分にTB3が必要で出費がかさんだというデメリットが有りましたが

これによってMacBook Proに接続するときにいちいち3本接続する必要が無く

TB3を差し込むだけなので接続時の小さな面倒が解消されてスッキリです。

接続!!

TB3の紹介はこれくらいにして早速接続してみたいと思います。

Windows PCは問題無く接続できて使えました。

冒頭の画像のレイアウトだとモニターの前にMacBook Proを置いてクラムシェルモードで使うとなると

右側に接続して使う事になるのですが

HDMIの接続が繋がったり繋がらなかったりして安定しません。

PCとモニターの間に切替機とハブが挟まっているのでどちらかが原因となっているかを

色々試してみるとどうもTB3がおかしい様子。

これは不良品か?という事でサポートにメールを出そうとしたのですが

正規品の確認のためにシリアルナンバーが必要との事でパッケージを引っ張り出してきて

(捨てて無くて良かった)

一緒に出てきた取説を試しに読んでみると。。。

正しく表示出来ない可能性が有るので左側に接続する旨の説明書きが有りましたw

メール出来なくて良かったです。

確かに左側に接続すると問題無くHDMIも認識されて普通に使えます。

ちょっと不便ですが仕様なので仕方ないです、左側に接続して使う事にします。

(右側でも何回か接続していると認識されるのはなんでだろう。。。)

WindowsのキーボードでMac使える?

無事接続も終わり大きいモニターで早速MacBook Proを使おうとすると

かなの文字が打てない(汗

そういえばキーボードが全然違うのでどうなってるんだろうと取説を改めて読んでみました。

(初めにちゃんと読まないw)

するとちゃんとキーボードマッピング表(対応表)が載ってました。

主に使いそうなのは

WindowsキーがCommandキーという事位覚えておけば普通に使えそうです。

しかしかな入力の切り替え方法は書いてありませんでしたのでググりました。

かな入力 Ctrl + Shift + j

英数入力 Ctrl + Shift + ;

あとPCの切り替えは

Ctrl → Ctrl → Enter

で出来ます。(前述のボタンでも可能)

これで一通り使えるようになりました。

 

細かい躓きがいくつか有りましたがそれさえ分かっていれば

Mac PCとWindows PCの OSが異なるPC 同士の切り替えも全く問題無く使えました。

今回学んだことは取説ちゃんと読みましょうw、という事

は置いておいて同じような環境を持っている方にはオススメできるアイテムでした。

 
 

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